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Slipknot(スリップノット)

 メンバー全員がユニークなマスクを被り、それぞれナンバーを持った名前を持つコンセプトを徹底したバンド。 サンプラーやターンテーブル、パーカッション等バンド編成そのものもユニーク、1stアルバムからいきなりビッグネームに名を連ねたモンスターバンドです。

 とにかくドラムが速い。ツーバスはもちろん、高速のタム回しやブラストビートの多様など、このバンドが売れだした頃の目玉は間違いなくジョーイ(Dr)です。ライブではパフォーマンスの一環としてドラムごと回転する演出まで魅せてくれます。マスクも日本の能面に影響を受けた様なスタイル。ワザもミテクレもとにかくかっこいい。余談ですがジョーイ(Dr)がKornのサポートに入った時は、メンバーから「もっとゆっくり叩いてくれ」との指摘があったそうです。

このアルバムを聴け!!

感情爆発系

超ハイテンション

slipknot

スリップノットを世に知らしめたテンションマックスの1stアルバム。アクセル全開で叩き続けるドラムに攻撃的なリフの嵐、異常なまでのエネルギッシュな怒りの音が詰まっています。その中でターンテーブル、サンプラーが不気味な世界観を見事に演出しており、オリジナリティー全快の壮絶なアルバムです。これを聴かずしてスリップノットは語れません。

猟奇趣味的激烈音楽集団

マシンガンドラム

感情爆発系

重低音ならコレ

IOWA

全ての音が重くなった2ndアルバム。グルーヴに関してはこのアルバムが一番迫力を持っています。コリィ(Vo)もバックサウンドに合わせてかドスの効いたグロウルを全曲に渡って展開、まさに轟音と化したアルバムです。特にブラストビートから一気に重いリフに意向する「people=shit」最速のツーバスをたたき出した「heretic anthem」は必聴です。

ジャンル分け不能の音楽性

 ブラック、デス、ニューメタル等、あらゆるメタルのスタイルを融合した彼らの音源は唯一無二、ジャンル分け不能のオリジナリティーがあります。明るいのか暗いのかも判別しづらいリフも多々あり、リフを聞くだけでslipknotと分かるほど癖の強い音楽性が魅力です。ノリもよく中毒性がありスルメ的。10年前のアルバムも色あせること無く売れ続けている天才バンドです。アルバムごとに新たな要素が加わることも魅力の一つ。近年ではメロディアスなサビやバラードも取り入れ、様々な角度から音楽で恐怖を表現することに成功しています。特にコリィ(Vo)はスクリームの歌い方さえアルバムごとに変えてくる技巧を持っています。常に新譜に目が離せないバンドです。

 

感情爆発系

メロディアス

The Subliminal Verses Vol.3

期待大の3rdは、メロディーに重点をおいたアルバムに仕上がっています。彼らの不気味極まりないカオスな世界観が、もの悲しく美しい世界観へと変貌を遂げます。彼らの世界観をバラードで表現するアプローチも行われ、アートすら感じさせてくれる音楽を演出。コリィ(Vo)のクリーンヴォイスの旨さにも注目です。

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