レッドツェッペリン（Led Zeppelin）レビュー

　　　Led Zeppelin

（レッド・ツェッペリン）

　三大ギタリストの一人ジミー・ペイジ（Gt）を中心としたイギリスのロックバンド。当時主流であったブルースやロックをハードロックに変えたのが彼ら。ロック界では知らない者はいないと言っていいほど有名なバンドで、現在でも伝説のバンドとして絶賛される人たちです。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」では何と14位にノミネート！！ハードロック史上かかせないバンドの一つと言えるでしょう。

このアルバムを聴け！！

　正直このバンドはどのアルバムも素晴らしいので一概にコレがオススメと言えるものがないのですが、あえて言うならこのアルバム。アコースティックな曲からハードな曲まで偏ることなく曲が収められている上に、名曲「天国への階段」が入っているのが魅力。この曲を聞かずしてツェッペリンは語れません。

Led Zeppelin 4

伝説のロックバンド

独特な音楽性

　従来のロックバンドとは違い、アコースティックな曲が多かったり、民族音楽、トラッド系の影響を感じさせるアプローチを取ったりと他のバンドには無い音楽性を提示してきたこともレッドツェッペリンの魅力の一つです。ジミーペイジは「リフメイカー」の異名を持つほど多彩なリフを展開しており、圧倒的な演奏技術に裏付けされたバラエティ豊富な楽曲の数々が生まれています。

即興演奏

　また、彼らは即興で曲を完成させる技術に優れており、ライブでは3分弱の曲が30分以上演奏されるなんてこともしばしば。とにかくメンバー感の息が合っていて、その場でなんでも合わせてしまうのです。オリジナルとは全く違う曲が聞けるライブパフォーマンスも必聴です。