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HELLOWEEN(ハロウィン)

 ジャーマンメタルを代表するビッグバンド。いわゆる「メロスピ」なるジャンルを確立した重要バンドです。ハモリっぱなしの長いツインギターソロや、まるでアニソンをメタルにしたかの如くキャッチーすぎるサビが魅力。ダークな曲からコミカルな曲まで幅広い作曲センスを持ち、バラエティにとんだ楽曲で構成されるアルバムはどれも聞き所満載です。音楽性としては主に3人のボーカルの交代を基点として3世代に分類されることが多いです。

第1世代はゴリゴリのスラッシュメタルです。とにかくスピードと迫力を重視。メタリカやジューダスプリーストの影響を感じさせるバンドサウンドに、カイの「魔女の雄叫び」と称される(?)シャウトが炸裂。キャッチーなメロディーも少なく、とにかくアグレッシブな曲が目立ちます。

このアルバムを聴け!!

メロスピの先駆者

カイハンセン(Vo)時代

感情爆発系

オススメ

Rabbit Don't Come Easy

第3世代にしてハロウィンの良さが全面に出たアルバム。聞きやすいメロディー、明るくもアグレッシブな曲調、何よりハロウィンらしさを最高の音のクオリティーで聞けるところが良いです。アルバム発売当初は延々ヘビロテしたオススメの一枚。メロスピ好きな人は絶対ハマると思います。

Gambling with the Devil

組曲風のドラマティックな展開の完成系がこのアルバム。大サビは鳥肌ものです。バラエティにとんだ曲が満載で楽しんで聞ける一枚。エンタメとして聞くならこのアルバムがオススメです。

マイケルキスク(Vo)時代

ハロウィンの黄金期。カイに変わってマイキーが作曲を手がける様になり、ポップで美しいメロディーが展開。キスク(Vo)の美しいハイトーンボイスや、もはやジャーマンメタルの定番になったツインギターのリードソロを武器に、全世界で大ヒットを飛ばしビッグバンドにのし上がりました。

アンディデリス(Vo)時代

カイ(Vo)のアグレッシブなシャウトからキスク(Vo)の美しいハイトーンまでこなし、作曲にも貢献できるアンディ(Vo)が加入。これにより、バンドはさらに飛躍します。持ち前のハロウィンらしさを失うことなく、大長編の壮大な曲やバラード、コミカルな曲など音楽性の幅をグッと広げて多様性にとんだバンドに成長しました。

感情爆発系

名盤

Keeper Of The Seven Keys Part 2

ハロウィン黄金期の大ヒットアルバム。とにかくキャッチーで感動すら感じる爽快感です。美しすぎるメロディーが衝撃的で何度も聞き直したのを覚えています。特にハロウィンのシンボルとも言える名曲「Eagle Fly Free」は必聴です。

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